歯を長持ちさせるためにはメインテナンスが重要です 〜お口の健康手帳〜
当院では、定期検診およびメインテナンスを強くおすすめしております。定期検診は、年に3〜4回来院していただき、むしば、歯周病、咬み合せ、今まで受けた治療などについて詳しく診査し、必要に応じて汚れや歯石の除去や予防のためのクリーニングなどを行います。
実は、長崎大学の新庄先生の研究で、あるデータがあります。下記の図を見て下さい。定期検診を受け続けた人は、ほとんど歯がなくならないという事が分かります。
特に、40歳以降に定期検診を受け続けた人は80歳になっても25本前後の歯が残っています。
歯の定期検診
当院における歯の検診では、むしば、歯周病、咬み合せ、歯垢のチェック・セルフケアのアドバイスなどを行います。
歯を失う多くの原因となっている歯周病の検査では歯周ポケット測定や歯肉からの出血や動揺の有無などを診査します。歯周ポケットとは、歯と歯肉の境目の溝のことで、歯周病の検査ではこの深さを測ります。健康な歯肉の歯周ポケットは、通常2〜3mm以内。この正常値以上に、深い歯周ポケットを持つ歯は、歯周病を疑います。
その他にも歯の健康状態を把握するためのいくつかの検査を行います。そうして問題の早期発見と必要に応じて適切な治療を行うことが歯を長持ちさせるためには重要です。
お口の健康手帳
当院では、定期検診の際に、『お口の健康手帳』という、患者様専用の情報用紙をお渡ししております。
『お口の健康手帳』には、むしばや歯周病などの検査結果が掲載されており、前回の状態と比較したり、現在の問題点を患者様ご自身でも確認することができます。
またこれらのデータは長期間コンピュータで管理され、患者様個々の健康管理や疾病の早期発見、予後の予測に役立てられます。
お口の検査結果は、なかなか口頭で説明されても理解するのが難しいものですが、イラスト付きのプリントの図をみていただくことで、わかりやすいと好評をいただいでおります。
時々、「こんなにわかりやすく説明をしてもらったのは初めてです」「家族にも説明するのに助かります」など、嬉しいお言葉をいただきありがたく思います。今後も患者様のお口の健康管理の一助となれるようスタッフ一同がんばってまいります。
お口の事はなんでもお気軽にご相談いただければ幸いです。
院長の無料相談
体験者の声 東京都 60代 女性
“数年前に初めて入れ歯にしたのですが、なかなか合わなくて『入れ歯ってこんなに噛みにくいものか』と、いつも悩んでいました。
諦めかけたところ、サイトで入れ歯相談の林先生を知りました。
お昼休みにじっくりと話を聞いてくれ、納得して治療に入ることができました。”