症例

これまでの入れ歯が合わなく心配でしたが、今は気にならないです

こちらの方は、インターネットで検索をされて、当サイト「お悩み相談入れ歯情報ページ」をご覧になり、相談にいらっしゃいました。

最初のご要望は、上の前歯に使用していた入れ歯の調子が悪く、これを作り直したいということでした。
2年ほど前に他の歯医者さんで保険適用の入れ歯を入れたが、外れやすいことと金属の金具が見えることが気になり、今度はせっかくなら入れ歯の症例が多く、入れ歯治療の経験が長い歯科医院がないかと探されてご来院されました。

当院に来院される前にインプラントも検討されたとのことでしたが、外科手術の負担やリスクへの心配、将来の管理の不安のことなどを総合的に考え、今回は目立ちにくい入れ歯を選択されました。
もともと右上の奥歯が2本欠損していたことから、奥歯での嚙み合わせがなく、そのことで前歯に負担がかかる状態でしたので、今回は奥歯から前歯までのかみ合わせのバランスを考慮した設計となりました。

また、前歯の入れ歯ですので特に見た目が自然であり、カチッと適合し緩みにくいのが特徴のミラクルデンチャーを採用しました。ミラクルデンチャーは、見えないところを金属で補強してあることから、所謂ノンメタルクラスプデンチャーのような見た目でありながら咬合力が強く、耐久性にも優れています。

構造は、知恵の輪のように、少し斜めの角度からピッタリとはまるようになっていますので、大きな口を開けても外れる心配もありません。
上の歯が安定して調子が良かったことから、下の入れ歯も作り直すことになりました。

もともとご使用していた下顎のノンクラスプデンチャーも経年劣化がみられましたので、将来的に特定の箇所に負荷がかかりにくく、長持ちするような設計、素材を選択しました。
複数本の大きな部分入れ歯でも、ミラクルデンチャーであれば、違和感の少ない比較的コンパクトな外形にできるので、スムーズに慣れて頂くことができました。