はじめて入れ歯を使う方へ

入れ歯に慣れるためのステップ(Vol.2)

はじめて入れ歯を使う方へ

はじめて入れ歯を入れる人は、お口の中に自分の歯以外のものが入る事で大きな違和感を感じるようです。入れ歯の違和感は、少しずつ慣れていきますので、焦らずゆっくりとトレーニングしていきましょう。

まず最初に、入れ歯を入れた状態で、ゆっくりとお話をする訓練をしてみます。最初は話しづらい感覚がでるかもしれませんが、ゆっくりと言葉を話すように話してみましょう。話しながら、入れ歯が当たる所はないか、痛いところが無いか確認してみましょう。
話す時に、違和感が強く具合の悪い所がある場合には、入れ歯を作製した歯科医院に相談してください。
ゆっくり話す練習ができたら、書籍などの長い文章を読んでみて下さい。声に出して読むことで、さらに入れ歯を入れた感覚が馴染んできます。

次に、お水やお茶をのむ訓練をしてみましょう。
ゆっくりと口に含んで飲む訓練を行います。液体がのみにくければ、プリンやヨーグルトのようなトロミのついた食べ物を食べてみましょう。液体よりは飲み込みやすい場合があります。

これらのステップを踏んで、特に問題ないようであれば、少しずつ柔らかい食事を食べ始めてみます。急がず焦らずゆっくりと進めて構いませんが、このトレーニングの過程で痛みや不具合があったら、歯科医院に相談してください。