入れ歯のよくあるトラブル

上と下の入れ歯の感じが違う場合(Vol.2)

入れ歯のよくあるトラブル

入れ歯は、お口の中の唾液の水分によりピッタリくっつくようにできています。高齢になり、唾液の量が少なくなると入れ歯のフィット感に変化が生じ、なんとなく入れ歯が合わなくなったような気になる場合があります。

特に、上の入れ歯は接着する面積が大きいために、ピッタリ合いやすいのですが、面積の少ない下の入れ歯は、ガタガタして感じる人が多いようです。

また、歯ぐきの粘膜はクッションになっており、入れ歯が歯ぐきに直接当たるのを防いでいます。こちらも老化により粘膜が薄くなると直接当たってしまい、入れ歯が当たって痛いと感じる方も多いようです。

唾液の量の低下や粘膜の状態の変化は、老化による自然現象です。
上の入れ歯と下の入れ歯の具合が悪い場合には、我慢せずに歯科医院でこまめに調整してもらう方が良いでしょう。