入れ歯を作り直し・修理したい方へ
当院では、入れ歯に対する様々な悩みを持つ患者様が多く来院されています。入れ歯による痛みや噛めない不快感、目立つ入れ歯による自信の喪失など、それぞれの患者様のお悩みに真摯に向き合い、最適な治療を提供することを心がけています。入れ歯の調整や作り直しに関しては、患者様の状態をしっかりと診察し、お使いの入れ歯の調整を行いながら改善点を見つけていきます。入れ歯が合わない、違和感や痛みがある、すぐに外れてしまうといった悩みを抱えている方は、当院までお気軽にご相談ください。
正しい噛み合わせが重要
正しい噛み合わせは、お口の中や顎の骨の状態によって1人ひとり異なります。入れ歯を使用中に外れやすかったり、噛むと痛かったり、話しにくかったり、食事がしにくいといった問題がある場合は、噛み合わせや顎の骨のバランスがずれている可能性が考えられます。実際、たった1mmのずれでも入れ歯に不快感を感じることがあります。もし、現在お使いの入れ歯が合わない、不快感があると感じられる場合は、お気軽にご相談ください。患者様の口腔状態を丁寧に診断し、適切な噛み合わせやバランスを見極めて的確に調整いたします。
入れ歯の修理
入れ歯が痛い
入れ歯を使用した時に痛みを感じる場合、正しい型取りができていなかったり、噛み合わせの設計にズレがあったりすることが原因です。また、最初はお口にフィットしていたけど、歯周病などの進行により顎の骨が痩やせてしまうことから、入れ歯が合わなくなることもあります。
入れ歯が外れやすい
入れ歯が何回も外れる、外れやすいといったお悩みがある場合も、歯茎にフィットしていないことがほとんどです。口腔内全体のバランスを考えて、よりフィット感に優れた入れ歯に修正します。
喋りにくい、発音しにくい
入れ歯をしていて発音しにくい、サ行・タ行の発音が聞き取りにくいと言われるようになった場合は、正しい噛み合わせになっていないケースがあります。当院の入れ歯治療では、必要に応じて義歯専門の歯科技工士と連携して、よく噛み合う入れ歯に修正・作製します。
吐き気がする
入れ歯を装着した際に、吐き気がする場合は、入れ歯の土台部分の厚みがありすぎる可能性があります。のど付近に強い圧迫感を与えることになってしまうため、吐き気など違和感を感じやすいです。
入れ歯・義歯が
合わなくなる理由
義歯のすり減り
自費診療の人工歯は硬くて擦り減りにくく、良好な形態を長期的に保つことができます。一方、保険診療の義歯は柔らかい材料で作られているため、使用しているうちに義歯がすり減り、噛み合わせが合わなくなることがあります。
顎の位置が動くことが原因
顎は体全体のバランスを調整する役割を果たすため、体の変化に合わせて顎の位置が変わっていきます。顎の位置が変わると、これまで合っていた入れ歯が合わなくなることがあります。
合わない入れ歯を
放置するリスク
入れ歯が合っていないと、正しい噛み合わせが得られなくなります。噛み合わせが悪くなると、食事の咀嚼が不十分になり、消化不良や栄養不足の原因になる可能性があります。また、入れ歯によって歯茎や口の粘膜が摩擦されると、口内炎や潰瘍が発生します。さらに、話しにくくなったり、口元の見た目が不自然になったりすることがあります。このように、審美性や機能性に問題が起きることに加え、入れ歯の寿命が縮まることもあるため、定期的なメインテナンスで良好な状態を保つことが重要です。
入れ歯のお手入れ方法
入れ歯は毎日のお手入れが必須です。食事後に入れ歯を取り外し、入れ歯専用の歯ブラシや柔らかい歯ブラシを使って優しく磨きましょう。磨く際は、水やぬるめのお湯を使用してください。熱湯をかけると入れ歯が変形する可能性があります。また、入れ歯を落とさないように十分に注意してください。落とすと欠けたり割れたりすることがあります。歯磨き剤に含まれる研磨剤は入れ歯を傷つけることがあるため、入れ歯専用のクリーナーを使い、水だけで磨くようにしてください。また、クラスプ(留め具)なども軽い力で丁寧に磨く必要があります。総入れ歯の場合、歯茎に汚れが付着していることがあるため、入れ歯を外した際にうがいやすすぎでお口の中を洗い流しましょう。また、定期的に歯科医院で入れ歯のメインテナンスやクリーニングを受けることも大切です。歯科医師や歯科衛生士による専門的なクリーニングは、自宅でのお手入れだけでは取りきれない汚れを除去できるため、入れ歯を清潔な状態に保ちやすくなります。