こちらの方は、ユアー歯科クリニック(船橋)の林院長が監修する当サイト「お悩み相談入れ歯情報サイト」をご覧になり、相談にいらっしゃいました。
かなり以前に、他院で治療された6本のブリッジがぐらついてきことや、右上の奥歯が抜けた状態であることから普段のお食事も支障があり、全体的にしっかり治療をしたいというご希望でした。
歯科医院に来院するのは数年ぶりで、今回はもう総入れ歯にするしかないという覚悟して、入れ歯が得意で親身になってくれる歯科医院がないか、と色々とネットで調べられたそうです。
むし歯、歯周病、噛み合わせなど精密検査の結果、治療により残せる可能性がある歯もいくつかありました。
複数ある入れ歯の中から、今回選択した入れ歯は、ミラクルデンチャーという部分入れ歯です。
部分入れ歯は左下で既に使用されていましたが、あまり良い印象はなかったようです。
ミラクルデンチャーでは、金属維持装置の部分が見えないようにピンクの樹脂の素材の中に金属で補強する工夫をするのが一般的です。今回は、目立ちにくさよりもあえて、金属を露出したままにすることで、微調整が容易にでき、汚れもつきにくい設計を選び、常にベストな状態に直ぐに調整対応ができる設計にしました。
ミラクルデンチャーは、その審美性から女性からの支持が高い治療法になります。小さく、違和感が少ないことが選ばれる理由の一つではありますが、男性で咬合力が強い方には、金属の維持装置を工夫した方が良いケースもあります。その方のご希望、口腔内の状況に合わせて、より良い提案ができるようにしております。
ぜひ、ご覧下さい。
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